シェアリングサービスのLuupが京都市でも小型モビリティのサービス展開

画像:株式会社Luupより引用

電動モビリティのシェアリングサービスを展開する株式会社Luupは2021年11月26日より、京都府京都市内で小型電動アシスト自転車のシェアリングサービスを提供開始すると明らかにしました。

同社によると、今回のサービス展開はJR西日本や京阪電鉄の協力のもとに展開しており、京都駅や二条駅など主要インフラ拠点21ポートにてサービス利用を可能にしたもの。京都府の既存インフラは南北に比べ東西の交通面で弱いため、モビリティによってカバーすることで、市内の観光スポットや商業施設へのアクセスを容易にする狙いがあるという。

京都市は観光資源が豊富な都市であるため、地域住民だけでなく、観光客も多いエリア。ラストワンマイルをカバーする小型モビリティの活躍が期待されています。

アプリを通じて利用可能に

今回展開するシェアリングサービスは、アプリによって制御されており、ユーザーはダウンロード後に登録することで利用することが可能です。

モビリティはQRコードによるスマートロックで制御され普段は搭乗できませんが、登録ユーザーがカメラでQRコードを読み取るとロックを解除し利用可能になるという仕組みです。返却場所もアプリで指定しますが、途中変更も可能とのこと。寄り道や急な予定変更が想定される、観光ユースにも便利です。

なお、株式会社Luupによると、対象エリアは京都市全域。利用料金は初乗り10分が100円でその後は1分ごとに16.5円加算する仕組みとのことです。

参照京都市で電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」の提供を開始