ドローン×AIで巡回警備・施設管理、ロッテがマリンスタジアムで実証実験

画像:株式会社千葉ロッテマリーンズより引用

株式会社千葉ロッテマリーンズは2021年11月22日、多目的野球場ZOZOマリンスタジアムにてドローンを活用した実証実験を行うと発表しました。

実験ではヒトを識別できる人工知能を搭載したドローンをマリンスタジアム外周などで飛行させ、人物を検出した場合にドローンが音声に警告を発信するとのこと。警備機能を検証するとしています。

また、ロッテは警備機能の実証とともに、ドローンを施設管理に活用する計画も打ち出しています。具体的には、鳥が飛来した場合は忌避効果の期待できる音声を発し追い払う機能や、リアルタイムカメラで壁面や天井の状態を撮影し施設管理を支援する機能も実験対象とのことです。

球団やセコムと共同実施

ロッテによると、今回の実証実験は千葉市がプロポーザル方式で公募していたドローン活用推進事業です。同社の実験企画は千葉市の審査を経て、2021年のドローン活用推進事業として採択、公表されています。

同社によると、実験は球団のロッテ・セコムと共同で実施されるもので、2021年11月24日にスタートとのことです。

参照ZOZOマリンスタジアムにおけるドローンを活用した実証実験について