静岡県松崎町、遠隔制御による自動運転バスの実証実験

画像:松崎町より引用

静岡県松崎町は2021年10月15日より、自動運転技術を導入した市民向けのバス交通サービスの実証実験(さくらっぱ号)を開始しました。

松崎町は自動運転車両の導入に積極的な姿勢で、2020年度も同様の実験を進めています。もっとも、町によると2021年度の実験では前年度よりも様々な点で技術的に前進した実験を行うとのこと。

具体的には、2021年度は車両の制御を50km以上離れたコントロールセンターから行う「遠隔操縦」に対応したほか、ルートも「松崎バスターミナル~重文岩科学校」間の合計約3,6kmに増設定。将来的な本格導入に向け舵を切った形です。

予約サイトから乗車可能

松崎町によると、本年度の実験は2021年10月15日~2021年10月21日にかけて実施される予定です。

一般市民による乗車予約にも対応しており、専用のURLを通じて申し込むことで実証実験への参加が可能です。なお、同町での実験終了後は、伊東市や沼津市などでも同様の実験を行うとしています。

参照令和3年度松崎町自動運転実証実験