白山市観光連盟、顔認証技術による一括決済で観光促進

画像:白山市観光連盟より引用

白山市観光連盟は2021年10月4日までに、金沢と白山麓を走る顔認証技術による一括決済システムを搭載した無料シャトルバス「白山ろくシャトル」の実証実験をスタートしました。

シャトルバスは金沢駅を始発に各所観光名所や宿泊施設を巡るもので、乗車時に顔認証登録ができる端末を搭載したもの。登録情報はスマートフォンを介したクレジットカード決済との連携が可能で、認証技術を利用することで各店舗でお土産などを購入でき、宿泊施設からのチェックアウト時に宿泊費用と合わせ決済が行えるようになるとのこと。

連盟によると、記事発表時点で白峰地区の10店舗ほどが決済機能に対応しており、今後の運用により対応店舗の拡大が進む見通し。将来的にはエリア内の多くの店舗やサービスが顔認証により利用できるようになると見られます。

アフターコロナの新観光産業か

新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言が解除され、打撃を受けた飲食業や観光産業への活性化を検討されています。

ただし、宣言解除後も非接触などの感染症対策は求められ続ける見通しで、各種産業は対策に追われている状況です。顔認証技術を利用したサービスは非対面・非接触に適合したサービスのひとつとして、注目度を増しています。

白山市観光連盟が実施する顔認証技術による連携は今後、さらに広がる可能性を秘めています。

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