画像:株式会社NTTドコモより引用
日産自動車とNTTドコモは2021年7月19日、神奈川県横浜市の横浜みなとみらいおよび中華街エリアにて、自動運転技術を搭載した車両を用いたオンデマンド配車サービスの一般モニター200名を対象とした実証実験を開始すると発表しました。
情報によると、今回の実証実験は日産とDeNAが開発を進める自動運転交通サービス「Easy Ride」とNTTドコモが提供するAI交通システム「AI運行バス」を組み合わせて行うものです。走行車両は自動運転向けに改造した日産車両4台を利用して行われ、横浜市に点在する23箇所の拠点を走行する内容です。
モニターユーザーは、スマートフォン向けアプリを通じて運行車両に指示を出します。指示を受けた車両は人工知能が算出した最短ルートに従いユーザーの元へ移動。アプリを通じて目的地に向かって進行するとのことです。
将来的には完全自動運転を
日産自動車とNTTドコモによると、今回の実験は完全自動運転ではなく、運転支援機能(レベル2相当)を搭載した車両により行われます。
車両は通常走行時こそハンドル操作を必要とせずシステムが運行する仕組みになっていますが、運転席にはドライバーが搭乗しており、非常時は有人操作に切り替えるとのこと。
ただし、両社は将来的にはドライバーが搭乗しない完全自動運転を目指しており、技術開発を進めるとしています。
参照日産自動車とドコモ、自動運転車両を用いたオンデマンド配車サービスの実証実験を開始
参照日産とドコモ、横浜エリアで自動運転車両の配車サービスを実証実験へ

