画像:広島大学より引用
国立大学法人広島大学は2021年3月9日、東広島市における自動運転技術活用の実証実験として、同大学内のキャンパス内にて2021年3月15日より、自動運転シャトルバスの運行を開始すると明らかにしました。
情報によると、同大学に導入が決まったバスは、米国自動運転車スタートアップ企業「May Mobility(メイ・モビリティ)」社製の4人乗りシャトルバスです。カメラやセンサーを搭載して人や障害物を認識するほか、米国では既に公道の走行実績を有しています。
導入されるシャトルバスの運行計画は、キャンパス内2.5kmのコースを時速約20kmで走行し、1日12往復するというもの。同大学の学生や教職員を対象に実施するとしています。
2021年9月以降は商業施設等への拡大計画
広島大学によると、今回の実証実験は東広島市における新しい交通サービスの実現に向けた計画です。
東広島市では現在、過疎化や高齢化が進んでおり、交通面において新しいサービスが求められている状況です。今回の実証実験はシャトルバスを東広島市で実走するための一環として行うもので、主に安全性などを確かめる目的があるとのこと。
このため、2021年9月以降は活動範囲を東広島市内の商業施設に広げる計画で、人やモノの移動を担う見通しを示しています。
参照3月15日から東広島キャンパスで自動運転シャトルの運行を開始します

