現地訪問すると観光情報、長崎市でAI音声アプリ「CITYWALK」の実証実験

長崎市でこのほど、スマートフォンを持って歩くことで現地の観光情報の提供を受けられる音声ガイドアプリ「CITYWALK」の実証実験がはじまりました。

観光庁の採択事業の一環として進めるKTNテレビ長崎によると、「CITYWALK」には人工知能が搭載したもので、市内の各所に配置されたQRコードを読み取ることで現地の歴史的なエピソードやその場所ならではの楽しみ方、SNS投稿に適した場所などの情報を提供するとのこと。

実験は2021年2月14日からスタートし、今後1ヶ月間に渡って進めるとのこと。今回はグラバー園など観光名所3箇所での提供が予定されますが、今後さらに改良を進めるとしています。

進む人工知能のコンテンツ化

世界的に事業化の進む人工知能ですが、国内においても様々な場面で導入が進んでいます。

今回の「CITYWALK」は観光客に現地情報を提供するというものですが、他にも全国各地で、移動モビリティや顔認証システムなど、人工知能を取り入れた都市コンテンツの実験が行われています。

これらのコンテンツは今でこそ実験レベル、あるいは限定的な運用に留まりますが、将来的には広く浸透するものと見られます。

参照実証実験スタート “CITYWALK” 観光案内はスマホと【長崎市】