ラクロ、今度は姫路市で実証実験!予約制で無料体験も

画像:ZMPより引用

国内移動モビリティロボット「RakuRo(ラクロ)」の新たな活躍です。

兵庫県姫路市は2020年11月2日、株式会社ZMPが開発する移動モビリティロボット「RakuRo(ラクロ)」の本格導入に向けた実証実験を、市内主要拠点で実施すると明らかにしました。

市が明らかにしたところによると、今回の実験では姫路駅~姫路城前の区画を2日間にわたり走行する予定とのこと。一般ユーザーの搭乗を想定した本格的なもので、2020年11月24日までの約3週間にわたり、予約制で受け付けるとしています。

ラクロ、本格導入間近か

人工知能を使った自動運転ロボットは、大型トラックから小型無人タイプのものまで、様々なタイプが開発されています。

ラクロはこのうち一人乗りを想定した有人式のタイプ(高さ約1,1m・幅約0.66m程度)のもので、時速約5キロで進みます。また、内部に搭載されたセンサーを利用し障害物を避ける機能も有しているため、市街地などでも交通を阻害することなく移動する能力を持っています。

また、ラクロは国内開発タイプのモビリティしてはトップクラスの実証実験実績を上げている機体でもあります。今回の姫路市以外の導入においても、成田国際空港や東京都文京区の公道エリアでの実験などの実績を挙げており、期待感が高まっているとのことです。

参照自動運転一人乗りロボ RakuRo(ラクロ)

参照1人乗り用自動運転ロボ「ラクロ」、姫路で実証実験 24日まで無料体験