画像:ごはんおかわりロボ導入/株式会社プレナスより
「ほっともっと」などで知られる株式会社プレナスは2020年6月8日、ご飯を機械が盛り付けてくれる「ごはんおかわりロボ」を、同社が展開する外食サービス「やよい軒」の全店舗382件にて導入する考えを発表しました。
プレナスは、ごはんおかわりロボの導入について、「新型コロナウイルスの感染症対策」として導入を決定したと説明。やよい軒はセルフサービスでご飯を盛る仕組みを取っているため、新型コロナの流行後は従業員が盛る制度に切り替えていましたが、今回の自動化により更なる安全性と自由さを実現したとしています。
盛り付け量も調整可能

ごはんおかわりロボ/株式会社プレナス
「ごはんおかわりロボ」は感染症対策として発表されたロボットですが、サービス性の向上においても、効果が期待されると見られています。
プレナスによると、ごはんおかわりロボは単にご飯の盛り付けを自動化するものではなく、合計4段階の盛り付け量を調整できる仕様です。利用者にしてみれば、しゃもじの衛生状態を気にせず好みの量でご飯を盛り付けることができる上に、ロボットのため声掛けなども必要なく、これまで以上に利用しやすくなるのではないかと期待されているからです。
日本政府は新型ウイルスの中長期的な対策として、国民や企業に「新しい生活様式」を求めています。衛生状態を維持しつつサービス性の向上につながるロボットは、今後多く飲食店に波及する可能性もあるでしょう。

