コロナ不況でいくつもの企業が倒産するなか、ドローン業界の片隅で、新しい職業可能性の誕生が沸いています。
中国メディアを中心に注目を集めているその職業は、「ドローン整備士」と呼ばれる職業です。文字通り、高度な通信技術により飛行するドローンをメンテナンスし、良好なコンディションをより長い期間、顧客に提供することを目的としています。
既存市場に対応なし、新たな需要の創出も
ドローンは登場以来、急速にその技術を進歩させ続けた技術です。しかし、技術の伴いメンテナンスの難易度も上がった結果、整備に困難を感じている人も少なくありません。一方で、既存市場にドローンの整備を専門とする業種はほとんどなく、基本的には故障時にメーカーや販売業者による対応がほとんどを占めている現状です。
そのため、日本より広くドローンが扱われ、登録ユーザー数だけでも37万を数える中国では、ドローンの整備に専門知識を持つ人への修理依頼が急増しているとのこと。今後、新しい職業として、「ドローン整備士」が広がりを見せるかもしれません。
参照引く手あまたの「ドローン整備士」、全国各地から毎月数百機の整備依頼あり 中国/Yahoo!ニュース