画像:AI総合案内サービス/舞鶴市より
京都府舞鶴市は2020年5月20日、全国民を対象に10万円を給付する「特別定額給付金」に対する問い合わせに対応するため、AIによる対応サービス「AIスタッフ総合案内サービス」の試験運用を開始しました。
定額給付金の支給が決定して以来、全国基礎自治体への問い合わせが増加の一途を辿っています。AIであれば24時間体制で市民からの問い合わせに応じることができるため、舞鶴市は住民サービスの向上と同時に、職員の負担軽減に繋がると期待を寄せています。
公共施設の稼働状況や布マスクの配布にも対応
舞鶴市で設置されたチャットボットは、特別定額給付金だけでなく、新型コロナウイルス全般に対応したAIです。
「休業補償」や「保育園」など、関心度の高いキーワードを入力すると、休業中の補償に関係する情報や、保育園を含めた公共施設の稼働状況を知ることができるページを案内してもらえます。また、「10万円」や「アベノマスク」など入力したキーワードが事業の正式名称でない場合も、AIが目的を類推し、定額給付金や布マスクの配布に関する情報を提供してもらえます。
なお、舞鶴市は妊娠や出産、転居などの分野においてもAI対応を視野に入れており、今回の試行結果を考慮し、導入検討を進めるとしています。
参照給付金の疑問、AIがお答えします 京都・舞鶴市が試験導入、24時間対応/Yahoo!ニュース

