画像:引用元より
アリババ傘下の地図情報企業「高徳地図(Amap)」は2020年4月27日、同社が運営するオンライン配車サービス「高徳打車」について、自動運転技術メーカー「AutoX」の車両を導入し、上海で自動運転の体験サービスを展開すると発表しました。
高徳地図は一般市民の体験を想定しているのか、アプリを通じて自動運転車に関心を持つ一般市民に向けて体験試乗の希望者を募っています。体験方法は簡単で、参加者は「高徳打車」を通じて出発地と目的地を入力した上で「AutoX」を選択するだけ。参加料などは徴収せず、無料で提供するとのことです。
アプリ「AutoX」を指定するだけ!自動運転が身近な存在に
高徳地図(Amap)は、今回の体験サービスを通じて、そのまま正式運営に進む計画も発表しています。
無論、体験試乗の結果によっては変更される可能性もありますが、「AutoX」は過去3年半で実施された深セン、広州、武漢および米国各地での自動運転車実証実験において、いずれも無事故を記録しているなど、優秀な実績を持つ車両です。
今回の体験テストの舞台となる上海においても、良好な成績が期待されるでしょう。
参照「AutoX」の自動運転タクシー、中国上海市で無料体験可能へ/Yahoo!ニュース