兵庫県警、ドローンを使用し空から外出自粛を呼びかける

兵庫県警は2020年4月17日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する目的から、ドローンによる空中アナウンスを実施したと明らかにしました。

情報によれば、県警はドローンに小型スピーカーを搭載し、夜の街で知られる神戸市・三宮エリアを飛行。高度40メートルの空中から、まちゆく人々に不要不急の外出を控えるようアナウンスし、感染防止に向け協力を要請しました。

感染拡大にも効果期待か

ここ数日、警察当局による外出自粛要請が進んでいます。

特に感染拡大が懸念される繁華街エリアでは、警察官数名が練り歩き、注意を呼び掛けるなどしていますが、人の手を使ったアナウンスはいわゆる「3密」を助長するケースもあることから、「クラスターが発生するのでは」と指摘する声も出ていました。

その点、今回実施されたドローンによるアナウンスは、感染の心配がない機械であり、またおよそ3密とは程遠い空中によるものです。感染拡大を抑止する意味でも、今後の主流手法となる見方も出ています。

参照外出自粛、繁華街で呼び掛け 神戸・三宮上空からドローンでも/Yahoo!ニュース