画像:ソフトバンクロボティクス株式会社より
ソフトバンク系列のソフトバンクロボティクス株式会社はこのほど、同社が提供する法人向けAI清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」の販売台数が、世界で累計6,000台を数えたと明らかにしました。
ウィズはAIによる自立走行を利用した清掃型ロボットで、初回に手押しによる清掃ルートを記憶させるだけで、2回目以降は自立走行による清掃作業を進めてくれます。
1時間に約500㎡を清掃する脅威的な性能に加え、目に見えるゴミを優先して清掃する人型思考ルーチンと異なりエリア全体を均一に清掃するため、空間全体をまんべんなく清掃する長所が評価され、多くの利用実績を重ねています。
世界的な意識の高まりが需要増へ
ソフトバンクロボティクスによれば、ウィズは2018年の発表以来、順調に販売数を拡大しています。海外進出も目覚ましく、2019年9月には香港やマカオ、シンガポールに発したほか、2019年11月からは米国にも進出を果たしているとのこと。
こうしたウィズの需要増は、世界的な衛生意識の向上や清掃業務の機械化の流れが影響しています。清掃業務の機械化に向けた動きは、業界の高齢化や人件費の問題からニーズ強く、今後も世界中からの需要がが見込まれています。
参照ソフトバンクロボティクスグループのAI清掃ロボット「Whiz」の世界販売台数が累計6,000台を突破/Yahoo!ニュース