画像:車内カメラと AI を活用した「乗客見守りシステム」に関する実証実験を実施 /あいおいニッセイ同和損保より
MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損保保険株式会社は2020年2月28日、米国「mpathy.ai」社のシステム「乗客見守りシステム」の実証実験を実施する考えを明らかにしました。
「乗客見守りシステム」は、3 つのコア機能(感知・対話・学習と最適化)に基づき、自動運転車の内部に搭載されたカメラとAIが搭乗者の状態を観察するシステム。実験においては「シートベルトをお締めください」「車内は禁煙です」など、走行の安全にかかわる様々な情報を伝えてくれます。
同社は実験用車両としてゴルフカート型の車両を準備し、同システムの技術面の検証および搭乗者への社会的受容性などを図るとのことです。
まちなかコンソーシアムの一環として実施
あいおいニッセイ同和損保保険株式会社は今回の実験を、産官学民によるコンソーシアム「まちなか自動移動サービス事業構想コンソーシアム」の活動の一環として実施するとしています。
「まちなか自動移動サービス事業構想コンソーシアム」は、自動運転車を利用した自動移動サービスを持続可能にするための事業構想を目的とした組織。株式会社日本総合研究所が主催するほか、株式会社 IHIや沖電気工業株式会社、ダイハツ工業株式会社などが一般会員として名を連ねています。
参照:車内カメラと AI を活用した「乗客見守りシステム」に関する実証実験を実施 /あいおいニッセイ同和損保

