前橋で自動運転車の走行実験、8キロ区画を時速20キロで走行

画像:路線バス自動運転公道実証実験を開始!! 【12月10日午前9時より出発式を開催】(交通政策課)/群馬県より

群馬大学荒牧キャンパス内に位置する「次世代モビリティ社会実装研究センター」は2019年12月10日、群馬県と連携して自動運転車の走行実験を開始しました。実験は群馬県前橋市内にある、群馬大学~渋川駅の区間で開催。車両は合計8キロ程度の区間を時速20キロ程度で走行し、片道1時間程度で交通を予定しています。

同日開かれた出発式には、大学や県の関係者ら合計30名が出席。地域の新たな移動手段としての役割に、期待を表明しました。

全自動で走行、一般住民も自由可能

全国で相次ぐ自動運転の実験も、いよいよ本格化を見せています。数年前の運転実験と言えば、近隣交通を規制して、関係者ら数名が数百メートルを走行するといった具合でした。ところが、今回の実験は週3回・1日4本とコンスタントに実施するばかりか、一般乗客も体験可能(通常運賃がかかります)。以前よりもずっと近い距離で体験できる実験です。

もちろん、ハンドルは全自動。安全のために乗務員が搭乗してはいるものの、自動運転を肌身で感じられる内容となっています。

参照自動運転バス 実証実験スタート 群馬・前橋/Yahoo!ニュース