千葉県で台風15号被害調査にドローンを活用、災害復旧への貢献期待

千葉県はこのほど、台風15号被害に関して、君津市内でドローンを導入した被害調査を実施しました。

2019年9月26日現在、断水被害などはほぼ回復に至りましたが、山間部では倒木などが激しく、人の手だけでは被害調査が進まないといった事態が生じています。ドローンは手軽に空中映像を撮影することができるため、災害復旧への貢献が期待されています。

過去には複数のドローン活躍事例も

災害支援や調査活動は、ドローンの最も効果的な利用法の1つです。ドローンは空中を浮遊するため人の手が届かない部分も調査できる利点を持ちますが、同時に「人的被害を考慮しなくてよい」というメリットを持っています。

過去には実際の運用事例として、

  • 口永良部島の火山活動の加工部分や噴煙部分に赴き調査した
  • 熊本地震にて分断された道路を飛び越え、倒壊家屋などの実態調査を実施した

などがあります。

参照千葉台風被害 県と国がドローンで倒木調査/Yahoo!ニュース