前橋工科大学とオリエンタル群馬が芝刈り機の自動運転装置開発へ

画像:前橋工科大学より

前橋工科大学と株式会社オリエンタル群馬は2019年9月8日、サッカー場や野球場などで使用する芝刈り機の、後づけタイプの自動運転装置を開発すると明らかにしました。

芝刈り機はグリーン整備の省力化などへの使用を想定して開札され、2020年度には完成を目指す方針です。作って終わりではなく、完成後も改良を繰り返すなどして、最終的にはより難易度の高い、雑草処理なども可能にする考えを示しています。

目標は誤差3~4cmの挙動

前橋工科大学などによると2019年度は、機体にGPSを取り付け、直線やカーブなど基本的な動作を制御する、内容としてはシンプルなものです。GPSによる位置情報はどうしても誤差が生じてしまいますが、大学はこれを3cm~4cm程度の範囲に収める考え。本格的な実験が進む2020年度までに、基盤づくりを進めるものと見られています。

一方で、2020年度は本格的な実験が予定されています。乗用タイプの芝刈り機に装置を取り付け、走行実験に入るとのことです。なお、両者は開発予算を50万円程度に抑える考えも発表しています。い

参照乗用芝刈りも自動運転 グラウンド整備に活用 前橋工科大とオリエンタル群馬 後付け装置開発へ/Yahoo!ニュース