西武鉄道とヤフーが人工知能による混雑状況予測サービスの実証実験

西武鉄道とヤフー株式会社は2019年8月19日より、鉄道の混雑状況などを予測する人工知能の実証実験を開始すると明らかにしました。

両社によると、ヤフーが提供サービスから蓄積した路線検索で統計データに、西武鉄道が持つ時間帯別の乗車数をベースして、人工知能が混雑状況を計測するというもの。

今回の実験では、計測結果を池袋や高田馬場など一部の駅に表示する方針を明らかにしています。

混雑状況の緩和に寄与か

今回のような、鉄道会社と検索サイトによる実験は、日本国内で初の試みと見られています。

既にご存知のように、都市部の鉄道は非常に混雑しており、鉄道各社では列車の遅延などが発生するケースも少なくありません。両社は今回の実験が、こうした混雑緩和や分散乗車に繋がると見ているとのこと。

都市生活を営むユーザーにとって、利便性向上が期待されています。

参照AIで電車の混雑を予測 西武鉄道とヤフーが実証実験/Yahoo!ニュース