画像:姫路城より
兵庫県姫路市は、観光名所である姫路城の上空のドローン飛行規制を規制する「姫路城管理条例」について、条例強化を行う考えを決めました。
メディアの情報によると、規制強化の内容は罰金の増額。現在は8,000円以下でしたが、今後は10万円以下の罰金に引き上げられるとのことです。約12倍にも及ぶ罰金の増額に対して、多くの議論を呼んでいます。
2019年1月から施行
今回の「姫路城管理条例」の規制強化は、2019年1月から施行されるとのこと。
姫路城では2015年と2016年にドローンが大天守に衝突するなど、ドローンにまつわる複数事案が起きており、こうした問題を抑止する考えです。
規制に関する周知が肝要との声も
文化物の保存を目的として、ドローンの飛行を規制する制度は、全国各所にておいて見られます。
衝突事故や墜落事故は頻繁に起きており、最近では京都御苑で無断飛行を行った中国人が書類送検される事案も発生しています。
ただし、こうした事案に対する方策は規制強化だけではありません。制度の周知やユーザーのモラルの向上も、非常に大切なポイントだと言えそうです。