京都御苑でドローン無断飛行、中国人を書類送検

京都府警は、観光名所である「京都御苑」の敷地内で無許可でドローンを飛ばした中国人の男性観光客を、航空法違反で書類送検したことを明らかにしました。

情報によると、中国人観光客は2018年4月5日ごろ、京都御苑の建礼門付近で約12分間、ドローンを無断で飛行させたとのことです。

飛行禁止を知らないと供述

京都御苑はドローンの飛行が禁止されているエリアですが、犯人である中国人観光客は景色を撮影する目的でドローンを使用。航空法による禁止区域であることは知らなかったと述べているとのことです。

ドローンは航空法により無断飛行が規制されているエリアですが、日本語を介さない外国人に周知することの難しさが浮き彫りになった形です。

先進技術と法整備

実は京都御苑では、2018年に入り既に3回の外国人逮捕者が出ているエリアです。いずれもロシア、カナダ、中国と国籍や言語がバラバラ。2017年にはイギリスとカナダの外国人観光客も逮捕されており、多くの逮捕者が出ているエリアであることは否めません。

ドローンや自動運転など先進技術は急速な進展を見せており、法整備が急がれている状況です。知らなかったでは済まないことですから、技術だけに傾倒せず、法規制の周知にも力を入れるべきだと言えるでしょう。

参照京都御苑でドローン飛ばした中国人男性を書類送検/Yahoo!ニュース