画像:姫路城便覧より
兵庫県所在の姫路城の混雑状況を説明する「姫路城便覧」は、外国の方からの問い合わせに対する応答システムとして、人工知能を持つチャットボットを導入したことを発表しました。
同機能は文章としてのQ&Aよりも高い質問解消能力が期待され、姫路城側は訪日外国人観光客の増加へと繋げる考えです。
簡単な質問に応答
導入された人工知能は、英語の他に中国語に対応。
- 入場料はいくら?
- 休城日はいつ?
- コインロッカーはありますか?
など簡単な質問に自動で応答。姫路城管理事務所は、導入直後こそ回答に時間が生じるかもしれないが、段々と人工知能が学習すると説明。人工知能に対して期待を寄せています。
人工知能の社会進出
姫路城の観光客は2017年度に200万人から180万人に減少。サイトの閲覧数も減少傾向にあるとのこと。原因は明らかではありませんが、訪問者にとって有益な情報が十分提供できていない可能性は、当然考えられる要因です。
今回の人工知能の導入により質問解消能力が向上すれば、今後更に来訪者が増えるかもしれません。人工知能がどれほど活躍するのか、その価値が問われていると言えるでしょう。