画像:CARTIVATORより
2018年3月27日、NECは空飛ぶクルマの開発を目指す「CARTIVATOR」に対して、スポンサー契約を締結することを発表しました。
「CARTIVATOR」は、自動車・航空系人材が集う業務外有志団体。愛知県豊田市を拠点に、空飛ぶクルマ「Sky Drive」の開発を進めています。
同団体は2014年には、既に5分の1スケールの「Sky Drive」の飛行実験に成功。驚くべきことに、2018年の夏には通常スケールの「Sky Drive」の公開を行う見通しです。
資金と技術の両面からサポート
NECは今回のスポンサー契約において、資金だけでなく技術の供与も推し進める考えを示しています。
同社は無人航空機の制御技術や管制技術などにも精通しており、これを「CARTIVATOR」に提供することを決定。世界中で話題を呼ぶ「空飛ぶクルマ」に向けて、日本発の飛行車両を実現する考えです。
すでにトヨタなども契約
実は「CARTIVATOR」は、トヨタ自動車やダイハツ工業など、合計36もの企業がスポンサー契約を締結している団体です。
特にトヨタ自動車の支援は大きく、「CARTIVATOR」に対して3年間で合計4,250万円の出資を決定。今後の進展に大きな期待が寄せられています。
〈参照〉空飛ぶクルマの実現に向けて、NECとスポンサー契約締結/CART!VATOR

