2018年3月22日、米国大手半導体企業「Intel」は、2020年に開催予定の東京オリンピックにて、ドローンを使用したパフォーマンスを行うことを発表しました。
同社のドローン事業の責任者である「シンディー・ウン」氏は、同社の技術力の高さを強くアピール。
平昌冬季オリンピックでも大きな話題を呼んだライトショーを引き合いに出し、東京オリンピックに対する期待感を盛り上げています。
GPS無しで飛行する「Shooting Star Mini」を発表
Intel社のエンターテインメント向けドローンといえば、多くの方はGPS飛行制御型ドローンの「Shooting Star」を頭に浮かべるかと思います。
ところが、Intel社はその後さらに技術力を高めました。同社は「CES 2018」にて、GPSをに頼らない新型ドローン「Shooting Star Mini」を発表。「Shooting Star Mini」はGPSを使用することなく飛行制御ができるため、屋内利用での活躍も見込まれています。
屋台骨となるIntelの技術
Intel社はドローンの群体飛行においてギネス記録を有している企業です。
平昌冬季オリンピックでは合計1,218機ものドローンを同時飛行させることで、同社のギネス記録を更新しており、東京オリンピックにも期待が寄せられています。
こうした群体飛行の裏には、同社の技術の積み重ねが息づいています。同社が誇る障害物回避技術「Realsense」やエッジAI「Movidius」のノウハウは、今後より高度なドローンを実現するでしょう。
〈参照〉
インテルのドローンショー、東京五輪でも披露予定との報道/Yahoo!ニュース