画像:AERONEXTより
2018年3月15日、ドローンアーキテクチャ研究を手掛ける「株式会社エアロネクスト」は、同社が保有する重心制御技術「4D Gravity™」を利用したドローンの公表予定を発表しました。
同社によると、今回公表が予定されているドローンは、宅配用ドローン及び360°VR撮影用の合計2種類。2018年3月22日から開催予定の「第3回 ジャパンドローン 2018」にて二機の新型ドローンをお披露目する予定です。
重心制御技術「4D Gravity™」はドローンの全スペック向上に期待が持たれている新技術。ドローンの可能性に目を光らせる各業界の、注目が集まっています。
「4D Gravity™」とは?
今回話題をさらっている「4D Gravity™」は、いわゆる重心制御技術です。
飛行中のドローンの重心を最適化することで、飛行の安定性や信頼性はもちろん、燃費や速度などドローンの基本スペックの向上にも影響を与えるというもの。
エアロネクストは「4D Gravity™」を次世代ドローンの基礎技術として確立することで、ドローンを新たな分野へと推し進める算段です。
パートナー企業と連携して「4D Gravity™」の浸透を目指す
エアロネクストは、パートナー企業と連携することで「4D Gravity™」の浸透を目指す考えを示しています。
「4D Gravity™」の重心制御技術は、
- 重心制御によるブレのないVR撮影
- 水平輸送を実現することで運搬可能荷物の拡充
などなど、VR撮影および輸送分野において特に有望な技術。実際に運用されるまで何とも言えない部分もありますが、大きな期待が寄せられる点は、疑いようがありません。
〈参照〉
AERONEXT
【次世代ドローン】エアロネクスト、新技術「4D Gravity™」を搭載した、360°VR撮影ドローンと宅配専用ドローンを同時発表/PR Times