神奈川県警、ドローンをテロ対策に活用。民間企業と協定を締結。

画像:テレビ朝日系(ANN)より

2018年1月24日、神奈川県警は横浜市内の情報通信企業「株式会社エムテックス」と、ドローンの運用に関する協定を締結したことを発表しました。

同警察署によると、東京オリンピック・パラリンピックが行われる日産スタジアムの警備に活用する計画とのこと。早期段階での運用を目指す構えを取っています。

卓越したドローンの情報収集能力

今回導入されるドローンは、4つのプロペラによる安定飛行と高性能カメラを搭載した本格的な機体。神奈川県警はドローンが持つ高い機動性と情報収集能力に着目し、テロリズムによる破壊活動を防止するとともに、被害状況の確認等に役立てる考えです。

折しも神奈川県横浜市は、2019年ラグビーワールドカップが開催されるとともに、2020年には東京オリンピックの一部競技が実施される予定です。大規模犯罪の勃発が懸念される昨今、大きな期待が寄せられています。

エムテックスはどんな企業?

さて、今回神奈川県警と協定を締結した「株式会社エムテックス」。あまり聞いたことがない方も多いかと思います。

株式会社エムテックスは、主に情報通信関連の事業を中心に展開していた企業ですが、2017年3月に「ドローン技術サービス事業」に参入。ドローンによる4K映像の撮影サービスを展開するなど、積極的に事業拡大に努めているようです。

<参照>
神奈川県警が情報通信会社と協定/ホウドウキョク

五輪など控え…テロ対策にドローン導入 横浜/テレビ朝日系(ANN)

株式会社エムテックスHP