パナソニック、音声操作システムにAmazon社AI「アレクサ」を採用

2018年1月8日、パナソニックは自社が開発した自動車内の音声操作システムに米Amazon社の人工知能「Alexa(アレクサ)」を導入することを公表しました。

同社の発表によると、車内システムに人工知能「アレクサ」を取り入れることで、インターネットに接続することなく、車内の空調やオーディオの調整が可能とのこと。

通常のAIシステムと異なりネット接続が必要ないので、場所を選ばず安定的な使用が実現。発売日は未定ながらも、AIの進出に期待が寄せられています。

人工知能「アレクサ」とは?

人工知能「アレクサ」は、グーグルスピーカーと同様にスマートスピーカーなどに取り入れられているAIシステムです。米Amazon社が開発し、同社のスマートスピーカー「Echo」シリーズに取り入れられています。

「Echo」シリーズは、日本国内こそほとんど流通していないものの、2017年時点でおよそ7割もの世界シェアを誇るメインストリーム。多くの優れた機能を有しており、一度市場に乗れば爆発的な広がりを見せることが予測されています。

「アレクサ」が持つ可能性

「アレクサ」の高い実力は、世界中を広く支持を受けています。Amazon社とのサービス連携はもちろん、「自然な会話に匹敵するほど」の音声認識の良さや反応の軽快さは驚愕の一言。

会話に数秒のタイムラグが生じる他社のスマートスピーカーと比較して、大きく先んじていると評判です。

〈参照〉
パナソニック、車載機がAmazon AlexaとGoogle Assistant両対応へ…CES 2018/Responce