「ドローン×AI×農業」で生産性向上に期待!SBら2社が実証実験

画像:ソフトバンク株式会社より

12月25日、ソフトバンク株式会社と株式会社オプティムは、北海道帯広市にある「火ノ川農場」にてドローンを活用した農業展開の実証実験を行いました。

両社によると、今回の実証実験はソフトバンク主催のイノベーション選考会「第2回 SoftBank Innovation Program」にて選ばれた「ドローン×AI×農業」がテーマとのこと。
ネットワークとIoTプラットフォームを活用して、ドローンが農業分野に対して持つ可能性を探ります。

「OPTiM Hawk」による広範囲空撮

今回行われた実証実験では、オプティム社が有する固定翼ドローン「OPTiM Hawk」が大活躍。高解像度カメラによる空撮画像が、北海道の広大な農場に分布する小麦畑を正確に撮影し、成育状態の分析資料を提供しました。

ドローンから得られた情報は、農作業記録サービス「Agri Assistant」を用いて職員が記録。農業に特化した情報管理サービス「Agri Field Manager」を利用することで、外気温や湿度、照度などの情報を合わせて生育管理の効率化を図ります。

ドローンが持つ可能性

ドローンの農業分野における活用は、登場初期から高い注目を集めていた項目。北海道のいくつかの農場では既にドローンを利用した空撮技術を実用化しており、生産の効率化に拍車をかけている状況です。

今回の両社の試みが商用化すれば、ドローンの活躍の場が更に広がることが間違いありません。農業関係者ならずとも、注目したい部分ではないでしょうか。

<参照>
ドローンをはじめとするスマート農業ソリューションを活用した実証実験を帯広で開始/ソフトバンク株式会社、株式会社オプティム

ソフトバンクなど、ドローン×AIで農業生産性向上の実証実験/アスキー