画像:SAMより
ニュージーランドにAI政治家「Sam(サム)」が登場。大きな話題を呼んでいます。
開発したのは同国のマールボロ地方の実業家「Nick Gerritsen」氏で、将来的に高性能な人工知能「Sam(サム)」が首相の座を獲得すると宣言しました。
「Sam(サム)」は現在もウェブサイトにして公開されており、メッセンジャーを通じてやりとりすることが可能です。
公平な立場での判断をアピール
人工知能と政治の話題は非常にデリケートであり、注目を集めやすい問題です。「Sam(サム)」自身は人工知能が政治を行うことについて、
- 人類のように記憶の欠落が無い
- 全ての人の立場を考慮して決定する
- 問題解決のために絶えず変化を続ける
などなど、人間では実現が難しい要素を可能にする点をアピールしました。
市民権を得るAIプログラム
近年、AI知能が市民権を得る例が続出していることをご存知でしょうか。サウジアラビアでは類まれな人工知能を持つ「ソフィア」が市民権を取得。日本でも「渋谷みらい」と呼ばれるAIが特別住民票の交付を受けています。
また、様々な立場を均衡・公平に判断する必要が求められる「政治」こそAIによる執政が必要だと求める声も一定数存在します。こうした流れが将来どのような流れを見せるのか、増々注目したいところです。
なお、今回ご紹介した「Sam(サム)」については、下記のURLから触れることが可能です。
<参照>SAM

