画像:株式会社アイ・ロボティクスより引用
11月27日、河内町の空き校舎を使ってドローン研究所やパイロット養成学校の設立を目指したアイ・ロボティクス社が、研究拠点のオープンを宣言しました。
同社は研究拠点を「ドローンフィールド KAWACHI」を名付け、オープニングセレモニーを開催。デモ飛行が空を彩る中、出席者らはドローンの活躍と地域の発展に期待を寄せています。
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鮮明なドローン映像が会場を盛り上げる
実施されたオープニングセレモニーでは、同社社長の安藤氏が「技術開発がスピーディーになる。ドローン産業の活性化に努めたい」とあいさつを述べました。安藤氏は研究施設と実験施設が隣接することのメリットを大きく強調しています。
また、同セレモニーではドローンを使った空撮デモ飛行を実施。出席者約60人にリアルタイム撮影映像を公開することで、その技術力の高さを存分に見せつけた形です。
各産業でのドローンの実用化を目指す
同社の提唱するドローン研究拠点は、旧校舎を利用してドローンの研究開発を進める一方、近くを流れる利根川上空を利用して飛行実験を実施。得られたデータを研究に反映することで、農業や土木建築業での活用及びドローンの災害対策実用化を目指す方針です。
同社の発表によると、来月には操縦士の養成学校もオープン予定。多くの受講生が集うものと見られています。
〈参照〉ドローンフィールドKAWACHI オープニングセレモニーを開催しました/株式会社アイ・ロボティクス