画像:秩父演習林/東京大学より
11月21日の午後1時25分頃に、東京大学の秩父演習林にて火災が発生しました。かけつけた秩父署の調査によると、同大学の学生らが操縦するドローンが火災の原因とのこと。
被害は敷地面積およそ4ヘクタールを焼き尽くす大災害に発展し、ヘリコプター2台を含む県の消防隊が消火活動に出動したと報じられています。
落下したドローンの出火が原因
火災事故発生時は、同大学の引率教員1名と学生3名がドローンを使った山林調査を実施していた最中に発生。学生らが操縦するドローンが何らかの原因で落下した時に、出火してしまったことが直接の原因と見られています。
同演習林は冬枯れの乾燥した下草が生い茂っており、ドローンから出火した炎が飛び火したことにより、瞬く間に燃え広がってしまったようです。
消火活動を行うもなお鎮火せず
秩父消防署の発表によると、同大学事務局からの通報を受けたことにより、ヘリコプター2台を含む消防隊が出動。火災発生から夕方まで消火活動を続けたが、現在もなお鎮火には至っていないとのこと。
22日の午前6時30分より消化活動を再開するとともに、事故の詳細状況を調査する予定とのことです。
〈参照〉
ドローン落下で山林火災か…東京大学の秩父演習林、日没で消火活動中断、翌朝に再開へ/Yahoo!ニュース