画像:SONY HPより
11月1日、大手家電メーカー「SONY」が、新型「aibo(アイボ)」の予約販売を開始しました。今回発表された新型アイボは人工知能(AI)を搭載することで、アイボ自身が考え成長していく要素を取り入れた製品。
AIロボティクスビジネスグループ長の川西氏は、「消費者向けロボット事業をアイボから再スタートしたい」と意気込んでいます。
従来の「aibo(アイボ)」と何が違うの?
今回発表された新型アイボは、なんと言っても「人工知能(AI)」を搭載している点が特徴です。皆さんは従来型のアイボにも「人工知能」のイメージがあるかと思いますが、あれは実は「予めプログラムされた範囲内の成長」に過ぎませんでした。
ところが、今回の新型アイボは人工知能が搭載されているため、ユーザーとのコミュニケーションを通じて「純粋な成長」を表現。
- 人を識別して慣れている人に寄って行く
- ユーザーが帰宅するのを玄関先で待ったりする
- 新しい「ふるまい」や「行動」を学習する
などなど、以前と比べてより「ヒトとの距離感」が縮まった印象です。
ソニー復活の象徴となるか
ご存知の通り、アイボは今からおよそ18年前となる1999年に登場したロボットです。当時は世界的に注目を集めましたが、その後の経営状態は急速に悪化。アイボも生産中止に追い込まれていました。
ところが、ここ数年はソニーの業績も好調。技術チームを再結集することで今回の開発も無事成功。予定価格19万8千円(税抜)で販売を開始する予定です。
<参照>
aibo/SONY
ソニー、アイボ予約受け付け開始 初回は約30分で完売/朝日新聞デジタル