画像:H3 Dynamicsより
9月15日、ドローン製品を扱うブイキューロボティクス・ジャパンが、「DRONEBOX(ドローンボックス)」の商用提供を開始すると発表しました。
「DRONEBOX」を簡単に説明すると、ドローンをワイヤレス充電することで、24時間稼働を実現するという画期的システム。設定したルートに従った自動離着陸や自動充電にも対応しています。
去年から話題になっていたアイテムですが、ここにきて遂に商用化を遂げた形です。
まるでドローン用フォートレス!「DRONEBOX」の全貌をご紹介
今回発表された「DRONEBOX」は文字通りドローン用の活動拠点とも言うべきフォルムです。中央にはヘリポートを思わせる発着陸用のスペースが設けられ、左右は大きなソーラーパネルが取り付けられています。
「DRONEBOX」はドローンに対してワイヤレス充電を行うことで知られる製品ですが、平常時は左右のパネルから吸収した電力を「DRONEBOX」に蓄積することも可能とのこと。使い方によっては遠隔地での無人ミッションもこなすことができるでしょう。
仙台市にて試験飛行を実施予定
同社の発表によると、今回の商用化に伴い仙台市で「DRONEBOX」の飛行試験を予定しているとのこと。
10月に行われる予定のこの試験では、主たる機能である自動離着陸や自動充電の他に、基本機能を運用して災害対応などの活用シミュレーションを行うと述べています。
<参照>
ブイキューブロボティクス、全自動ドローンによる点検・巡回サービス/CNET Japan
DRONEBOX/H3 Dynamics