画像:SHARPより
シャープの看板商品の1つである加湿空気清浄機「プラズマクラスター」に、人工知能(AI)が搭載されることが明らかになりました。「高濃度プラズマクラスター25000」と呼ばれるこの機能は、無線LANを通じて室内や屋外の空気環境を自動で分析し、それぞれの家庭にとって好ましいと思われる空気環境を生成するとのことです。
シャープの発表によると、同機能を搭載した製品は9月21日を予定しているとのこと。価格はオープン価格で、およそ4万円~8万円程度と見られています。
無線LANを使ってクラウドデータにアクセス
冒頭で触れました通り、本製品の目玉はAI技術による空気環境の自動調整機能。無線LANを使ってクラウドデータにアクセスを行うことで、AIが居宅の周囲の空気環境を分析・運転するというものです。
ユーザーへの視覚化も重視している部分の1つであり、専用のスマホアプリを使うことで、運転状況の報告や空気環境の分析報告、フィルターの消耗を通知してくれると言います。これらの操作は外出先でも実行可能とのことで、便利に使うことができそうです。
最上位モデル「KI-HX75」ではAIoTクラウドサービスに対応
今回発表されるシリーズの最上位モデルとなる「KI-HX75」では、シャープ独自のAIoTクラウドサービスである「COCORO AIR」が搭載されています。
同社によると「COCORO AIR」は日々の運転履歴から使用状況を学習、例えば決まった時間にお休み運転を実施しているユーザーに対しては、(ユーザー側が指示すること無く)決まった時間にお休み運転に切り替えるとのこと。
IoT技術を活かした製品として注目を集めそうです。
<参照>
AI(人工知能)が運転状況や室内・屋外の空気の状態を分析し、常に最適な空気環境作りを実現。プラズマクラスター加湿空気清浄機 4機種を発売/SHARPニュースリリース