メルセデスベンツ、Sモデルに自動運転に繋がる技術を多数搭載

画像:メルセデスベンツHPより

8月9日、自動車メーカーのメルセデスベンツが、新型となる「Sクラス」のモデルを発表しました。あらゆる分野において最高峰の技術が投入されており報道陣を沸かせましたが、中でも特に注目を集めているポイントが同車に搭載された「自動運転に繋がる先進的技術」です。

最大の注目機能である「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」

今回Sクラス発表に伴い、最も注目を浴びた要素の1つが「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」と呼ばれる車体制御システムです。

具体的には、渋滞道路で一時的に停車した際に、先行車の発進に合わせて自動で発進するというもの。ドライバーの判断でアクセルを踏む必要が無く、自動運転に繋がる画期的システムだと注目を集めました。

様々な自動運転技術を搭載

今回のSクラスモデルには、上記システムの他にレーザーを利用して走行中の車間距離やガードレールなどの障害物を認識してステアリングを調整するシステムや、ウインカーを点灯すると隣接車線の安全性を確認して、自動で車線変更を行う技術も搭載。

その上、何らかのトラブルによる緊急時には、ドライバーのステアリング操作をアシストする「緊急回避補助システム」を導入。

プレミアムモデルに相応しい先進的かつ機能的なモデルに仕上がっているようです。

なお、同社の発表によると初回販売価格はおよそ、1,128万円~2,331万円(ハイパフォーマンスモデルは、2,451万円~3,323万円)とのことです。