河内にドローン操縦士養成学校が創立予定

画像:茨城新聞クロスアイより

河内町は8月、ドローン向けソフトウェアを中心に手掛ける民間企業「アイ・ロボティクス」を、閉校した中学校舎の利用活用業者として認定し、無償貸与を決定しました。

これを受けてアイ・ロボティクス社は、来る新時代に対応すべくドローンの研究開発施設及び操縦士や技術者を養成するための養成学校を設立すると発表。
農業分野や災害対応などの用途に向けた、ドローンの技術開発を行うと述べています。

広い敷地と良好なアクセスが決め手となる

アイ・ロボティクス社の見解では、今回得た校舎敷地は同社が構想するドローンの実験場として最適だと結論付けています。

実際、当該校舎は十分な敷地面積を有しているため、研究所と実験場を併設することは十分に可能です。また、成田空港からほど近い良好なアクセス環境は、ドローンの国際取引を行う際にとても便利だと述べています。

今後は研究開発の協力機関を募る予定

アイ・ロボティクスは今回の町公募の敷地を使って、大学や研究機関、そして協力企業など多くの関係機関を集めようと考えているようです。進展目覚ましいドローン業界では、関連機関の相互協力が技術開発を加速させることは疑いようがありません。

なお、同社は今月中に近くにある利根川での飛行実験を実施し、秋には学校と研究所のオープンを予定しているとのこと。付近には校舎の他に体育館や町営グラウンドがあるため、これらを利用して研究発表やコンテストの場として活用する構想も出ています。

<参照>河内にドローン拠点 研究開発、操縦士養成/茨城新聞クロスアイ