CCP、運搬ミッションをこなす玩具用ドローン「グリッパーテトラル」発売

画像:ラジオコントロールグリッパーテトラルより

2017年8月2日、バンダイグループ企業として知られる株式会社シー・シー・ピーが、玩具ドローンである「グリッパーテトラル」を発表しました。

ドローン玩具自体は既にいくつも発売されており、特別珍しいものではありません。ところが、本製品はなんと商用ドローン同様に「空輸運搬ミッション」を楽しめるという新技術を搭載。8月上旬の発売に向けて、早くも市場を沸かせています。

グリップアームを搭載したメカニズム

グリッパーテトラルの最大の特徴は、グリップアームというアーム部を搭載することにより、飛行状態を維持しながら「モノ」を掴むことができる点です。

ドローンによる空輸技術はamazonやユニセフなど多くの企業・機関が実用化に向けて実験を繰り返していることもあり、非常に注目度の高いコンテンツ。玩具で楽しむことで、時代を感じるにはピッタリのアイテムだと言えるでしょう。

なお、本製品には運搬ミッション用のコンテナが付属していますが、同社スタッフによると「軽量小型のものなら持ち運べる」と述べており、高性能ぶりを伺わせます。

気圧センサーを搭載し、自動制御が可能

グリッパーテトラルは気圧センサーが標準装備しており、飛行時の高度を調整することで安定性を保つ機能を可能です。

そのため、通常飛行時はもちろん重心がブレやすい空輸状態でも、墜落リスクは大幅に低減。玩具と侮れない精密な技術が盛り込まれています。

気になる発売日は8月上旬予定

グリッパーテトラルの発売日は8月上旬予定、価格は8,980円(税抜)とのこと。
全長は23.5cmで操作可能な距離はコントローラーから約20mの範囲。充電式のリチウムポリマー電池で動作します。※コントローラーは乾電池式

<参照>
ラジオコントロールグリッパーテトラル/株式会社シー・シー・ピー