JR東日本、サービスロボットの開発・導入促進のため事業組合を設立

画像:JREロボティクスステーションより

2017年7月4日、東日本旅客鉄道株式会社(JR)は、「JRE ROBOTICS STATION, LLP(仮称)」を設立し、サービスロボットの開発・導入を加速していくとの発表を行いました。

この事業組合はJR東日本グループの企業が中心となっており、ニーズや課題を整理した上で開発パートナーを募集するとしています。募集に際し、専用ホームページ「JRE ロボティクスステーション」が7月5日にオープンしています。

対象となる業務とロボットについては以下の通りです。

  1. 案内
    鉄道に不慣れなお客様の案内、外国語対応
  2. 移動支援
    身体の不自由な方のサポート、手荷物の運搬
  3. 清掃
    駅構内、列車、駅ビル、ホテルなどでの清掃
  4. セキュリティ
    駅構内、駅ビル、ホテルなどでの警備支援
  5. その他
    駅構内配送等の物流業務支援

JR東日本旅客鉄道株式会社資料(PDF)より引用

JR東日本ではこれまでのロボットを用いた実証実験が行われており、今回の事業組合設立でこの流れがさらに加速すると見られています。
JR東日本と日立製作所、対話型ヒューマノイドロボット「EMIEW3」実証実験

<参照>
「JRE ROBOTICS STATION, LLP(仮称)」を設立しサービスロボットの開発・導入を加速します/JR東日本旅客鉄道株式会社(PDF)