ドローン使用し表面湖のリアルタイム観察に成功、米ケンブリッジ大学が発表

画像:The News Kahnより

英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)スコット極地研究所は2019年12月2日、グリーンランド北西部にあるストア氷河の、急速なひび割れと表面湖の排水の様子の観察に成功したと明らかにしました。

グリーンランドの氷床は、冬季には1キロほどの厚みを持つが、短い夏の間に融解し多数の表面湖を形成します。しかし、それらの表面湖の底はすぐに割れ、湖水はわずか数時間で抜け落ちてしまうのです。

従来の技術では、一連の様子をリアルタイム撮影するのは非常に困難とされてきました。しかし同研究所は観察用ドローンを用いたことで、見事撮影に成功。同チームは映像の一部を公表し成果を発表しています。

ドローンで危険性の高いエリアも測定が可能に

米科学アカデミー紀要にて掲載された論文の共同執筆者「トム・チャドリー」氏は、今回の成果の要として、ドローンの存在を語っています。

氷上は人間の生存に適した環境でないことは当然として、氷河湖付近は特に危険性が高く観察が難しいエリアです。ところが、ドローンの登場により人間が足を踏み入れずとも観察が容易になったことで、今回のように得ることが難しかった観察データから、新たな発見が得られるようになったとのこと。

また、映像技術の進歩も研究成果に一役買っている様子。氷河湖は広大なため、ドローン搭載のカメラで全てを納めるのは難しいが、GPS機能を利用して正確に画像をつなぎ合わせることも可能に。研究チームは画像データから氷床の様子を立体的に再現することで、より実物に近いモデルの再現にも成功しています。

参照グリーンランド氷床の表面湖、瞬く間に排水 ドローンでリアルタイム観察に成功/Yahoo!ニュース

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