NVIDIA社が公道での自動運転実験の停止を発表、ウーバー自動運転車による死亡事故の余波



大手半導体メーカーの「NVIDIA」は2018年3月28日(日本時間)、自動運転の公道実験を一時的に中止する旨の発表を行いました。

同社の発表によると、大手配車メーカー「ウーバーテクノロジーズ」の自動運転車両死亡事故によるものとのこと。NVIDIA社はウーバーに対して技術供与を行っていたため、死亡事故の余波を受けたものと見られます。

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自動運転の開発は継続

NVIDIA社は今回の停止措置について、死亡事故の影響を受けたことを認めつつ、「(自動運転関連技術の)取組は継続する」との立場を表明。「最終的な安全性は、有人操作よりも高いものになる」との見解を示しました。

また、現在行っている有人車両によるデータ収集も継続すると説明。ウーバーによる死亡事故から学び、更なる技術開発を推し進める考えです。

死亡事故は非常に痛ましいニュースですが、自動運転技術そのものはAI革命の中心的存在。同社は事故を自身の覆轍として、前を向く姿勢が求められているのかもしれません。

「GTC 2018」開催中の衝撃ニュース!

NVIDIA社は現在、米国シリコンバレーにて「GTC 2018」を開催しています。

「GTC 2018」は自動運転に欠かせないと言われるGPUを中心にしたカンファレンスイベントですが…ライブ中に今回のニュースを受け、業界全体が騒然とする形になりました。

当然、NVIDIA社の株価は下落。2018年3月28日6時点(日本時間)での株価は225.52ドル(前日比-18.96ドル)です。これはわずか1日で7.76%を記録するほどの大幅下落。長期的な視点は別として当面の見通しは暗く、急速に暗雲が垂れ込めた形です。

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