デジタルが浸透した現代。いわゆる“アフターデジタル社会”で生き残るために、日本企業やビジネスパーソンはどのようなサービスを提供していくべきなのでしょうか。
オンラインフェス「L&UX2021」が、5月17日(月)から28日(金)に行われます。これは累計15万部発行「アフターデジタル」シリーズ(日経BP)の著者、藤井保文氏が発起人となり実現したもの。
開催期間中は藤井氏のほか、中国最大手のメッセンジャーアプリ「WeChat」を運営するテンセント社でUXデザイン及びユーザースタディエンジニアリングを担当したエンヤ・チェン氏や、CMでお馴染みの株式会社出前館COO藤原彰二氏、Zホールディングス株式会社Co-CEOとヤフー株式会社CEOを兼任するメディアプロデューサー川邊健太郎氏ら、ビジネス界のトッププレイヤーが登壇。ユーザーエクスペリエンス(UX)とデジタルトランスフォーメーション(DX)の未来やUXテックの社会実装などをテーマとした、事前収録動画とライブディスカッションが配信されます。
ムーブメントの発端となり得る議論テーマ
発起人の藤井氏は「日本で展開されているDXの多くは間違っている。UXなきDXは本質を捉えていない」と問題提起。「体験価値のマネジメント」や「デジタル×リアルのUXアーキテクチャ」、「テクノロジーとUXの世界潮流」、「UXとテックが創る没入体験」など、非常に興味深い議論が用意されています。
世界各国で活躍するビジネスパーソンが議論を交わすことで、今後のデジタル社会に一石を投じる同イベント。まさにムーブメントの発端となり得るオンラインフェスです。
主催する株式会社ビービットは「アフターデジタル社会とは、リアルとデジタルが融合する社会。デジタル化が進むことで、リアルとデジタルの差はなくなる。リアルかデジタルかの区別に着目するのではなく、その時々で自分にとってベストな選択ができる環境を整えることが重要。DXの推進はデジタル化を目指すことではなくUX、つまり顧客体験を目的にするべき」としました。
「商品販売型から体験提供型へ、産業構造が大きく転換する。メーカーが“モノ”の提供から“価値”の提供へシフトすることで企業競争の原理が変化。今後は価値を“体験”として具現化していくことがビジネスにおいての最重要課題」とし、「企業がDXの推進を図るためには、UX思考を各チームに導入すべき。マーケティング担当者やIT部門だけでなく、ビジネスに関わるすべての人がこれまでの認識をアップデートする必要性がある」と伝えています。
インターネットの台頭からAI、VRなど目まぐるしい変化が起きている現代ビジネス。新しい暮らし方や働き方が求められ、ビジネスのスピードは日ごとに速くなっています。「L&UX2021」には、このような時代で勝ち残るために必要なヒントがあるかもしれません。
イベント詳細
名称 | L&UX2021(Liberty&UX Intelligence 2021) |
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開催期間 | 2021年5月17日(月)〜28日(金) |
配信形式 | オンライン配信(事前収録+オンタイム配信) |
参加チケット | 1視聴アカウントあたり5,000円(税別) ※全セッション視聴可能 |
チケット販売予定枚数 | 10,000名(予定) |
対象 | UX/DXに興味のあるビジネスマン・学生 |
主催 | 株式会社ビービット(https://www.bebit.co.jp/) |